官能短歌で小説を

エロティックな短歌を連ねて書く官能小説に挑戦している、美月小夜子と申します。官能表現と短歌への思い入れを書いてみます。

ご挨拶

 短歌や俳句に限らず、小説やマンガもですが、エロティックな作品は格下のものとされることが多いです。時には、まったく評価に値しないものとして扱われることも少なくありません。

 つまり、大衆小説は純文学に劣り、官能小説は大衆小説に比べる価値もないという考え方です。小説が人間を描くものだとすれば、官能小説の登場人物は記号的になりやすく、読者も官能小説には記号的なキャラを求めていると感じます。

 エロティシズムだけを安易に求めた文芸であれば、それは芸術というに値しないでしょうが、性的な葛藤はほとんどの人間にとって避けて通れないものではないでしょうか? そこを掘り下げ、人間の光と影を描くことは可能だと思います。

 もちろん、私の官能短歌がその域に達しているとは思いませんが、そうした歌を詠い続けることで、以前よりも文章表現について見えて来た事があります。

 その最大のポイントが、何を文字にして、何を語らずにおくかです。省略しても読者にわかる部分は、骨や筋肉とは言えず、やはり贅肉に過ぎないのだと感じます。

 三十一音という制限の中で、一首ごとの独立性を一定レベルに保ちつつ、最大の情報量を盛り込み、短歌としての面白みを表現する。そして、それを連ねて官能小説的なストーリーを展開するという試み。

 無謀といえばそうですが、エロ短歌で物語を綴るという試みは、官能小説書きの端くれとして得るものはあると感じています。

目次

プロフィール

Author:美月小夜子

 官能小説を短歌で書けないかという想いが、ずっとありました。

 世に優れた官能短歌は多いのですが、短歌らしく一断面を切り取った物が多く、同じテーマで詠まれた一群の短歌であったも、ストーリー面でのつながりは弱いものがほとんどです。

 時系列でシーンを連ねつつ、当事者たちの心情も織り込み、尚且つエロティックな官能小説を短歌で。そんな無謀な試みに挑んでみている私の舞台裏を、備忘録を兼ねて書いてみようと思います。

 官能小説やエロ短歌を語りはするものの、このブログには官能を意図した表現はありません。よろしくご了解下さい。

最新記事

カテゴリ

ブログランキング

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ 駄文同盟へ FC2ブログランキング 文学・芸術ランキング

サイトマップなど

リンク

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。