官能短歌で小説を

エロティックな短歌を連ねて書く官能小説に挑戦している、美月小夜子と申します。官能表現と短歌への思い入れを書いてみます。

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Posted by 美月小夜子@官能短歌で小説を | --/--/-- (--) | スポンサー広告 |


情報過多の短歌

 腿叩くは、三十一文字に収めるのに苦労したというより、収めるのが無理な情報量だったと感じます。


張形の根が腿叩く衝撃が響く我が真処(まこ)電動の魔羅


 ペニスバンドをつけた私が、他の女性と交合するという状況なのですが、バンドの外側にディルドが付いているだけでなく、内向きにも電動バイブが付いていて、それは私の膣の中で振動しています。

 その状態でディルドを別の女性の陰部に挿し、腰を前後に動かします。彼女の膣に性具を根っこまで入れると、彼女の股間に私の恥骨辺りがぶつかって、その衝撃が膣のバイブに響いて気持ちいい、ということなのですね。

 ここまで書いて思ったのですが、それなら「腿叩く」ではなく「股叩く」の方がまだしもでしたね。直しましょう。

 連作短歌の形で詠んでいるため、一首の中ですべてを説明するのは初手から諦めていますが、それでも情報過多でした。

 弄くって気に入るようになるとは思えないけど、以下のように変えてみました。


張形の根が股を打つ衝撃の響く我が真処(まこ)魔羅は電動

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Posted by 美月小夜子@官能短歌で小説を | 2011/09/30 (Fri) | ひとり言 |


表示の好み

 ネット(Web)で短歌を公開する場合、いろいろな問題があります。

 まず、本来は縦書きのものを横書きにするという問題。これを回避するために、いろんな試みがなされています。HTMLで強引に縦並べにするやり方もあれば、PDFでという方も、写真とのコラボにして画像にしてしまわれる人もいらっしゃる。

 私自身は、別に横書きでもいいじゃないかという感じです。


 それと一行で書く、二行で書く、三行で書く、五行で書くという点も様々。

 一行で書いたけど、表示枠の横幅が狭くて収まりきらない時に、そのまま折り返すに任せるのか、それとも適当な場所で作者自身が二行に分けるのか。

 私は、基本は三行派ですね。三行書きも大きく分けて二種類あって、句の切れ目でしか切らない人もいれば、私のように意味の区切りを優先する人もいます。


 形は大切だと思います。だって、作者の満足感につながることですから。ただ、私の場合は、その辺の拘りが薄いので、このブログでは一行表示で紹介しています。

Posted by 美月小夜子@官能短歌で小説を | 2011/09/25 (Sun) | ネット短歌 |


好きなリズム

 内容は官能や性愛に偏ってはいますが、私は短歌としてのリズムを大切にして詠んでいるつもりです。

 最近の作で、いくつか気に入ったリズムで詠めたものがあります。ひとつは真処を舐めです。


真処(まこ)を舐め実舐め菊舐め会陰舐め逝かせてと乞うその際(きわ)を待つ


 歌そのものとしてはたいした作とは言えませんが、「舐め」の反復が三度でなく四度できたのが嬉しかったです。

 そして、もうひとつは、淫火


子宮焼く淫火鎮める術なきと知りて泣く泣く姫御前は堕つ


 俳句や都々逸にも共通しますが、五音や七音の中身がどう分けられるかと、それらが抑揚としてどうつながるか、それが短歌のリズムを決めるように感じます。

 俳句は音数が少なく、都々逸は五や七の中の構成がかっちりと決まっていますが、短歌だとかなり大胆な実験ができます。その上で、常にリズムは大切にしたいと思っています。

Posted by 美月小夜子@官能短歌で小説を | 2011/09/25 (Sun) | リズム |


係り結び

 高校の古文の時間に習ったものの、きちんと理解していなかった「係り結びの法則」。官能短歌を詠むようになって、やっと理解しました。(苦笑

 淫歌植物 - 美月小夜子の官能短歌の最近の歌だと、挿してと願うが以下の通り、係り結びです。


姫が主様の名を呼び その魔羅を挿してと願う声ぞ虚しき


 終句の「ぞ」に対して、「虚しき」と連体形で終わっています。因みに、終止形は「虚し」です。この歌は前半が現代語文っぽいので、古文調の係り結びはそぐわない感じもしますが。

 この現代文=口語的なリズムと、古文=文語的なリズムの混在は難しいテーマだと感じます。上手く作用すると、独特の面白みが出ると感じますが、水と油になってしまうことも多い気がします。

Posted by 美月小夜子@官能短歌で小説を | 2011/09/16 (Fri) | 技法 |


座りのいい終句

 好みの問題だとは感じますが、私自身は終句の四三が苦手です。どうにもすわりが悪く感じるのです。より正確には、終句の四+三は次に続くリズムだと感じるのです。

 前回の記事、「創作プロセスの一例」で例として挙げた以下の「引き綱で」。


別室に続く歩廊を引き綱で歩む 乳房も女陰(ほと)も隠せず


 この歌の終句を、途中で浮かんだフレーズと替えて以下のようにすると、どうでしょう?


別室に続く歩廊を引き綱で歩む牝犬 真昼のホテル


 句切れの位置が違うのはさておき、これでは歌が終わった気がしないのです、少なくとも私は。


 逆に、三+四、二+五、五+二は、座りがいいなと感じます。私の歌の終句で、最も多いのが三+四でしょう。五+二は、最近だと「じゃじゃ馬」がそうです。歌の出来は、ともかくとして。


恐れ気を知らず噛みつくじゃじゃ馬も 飽きればただの厭わしき者


 二+五の例は少ないないのですが、「晒す恥辱に」がそれです。二+三+二であるパターンは多く、例えば「抱き上げる主」は、「抱き+上げる+主」です。これはこれで座りがいいと感じます。

Posted by 美月小夜子@官能短歌で小説を | 2011/09/11 (Sun) | リズム |


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プロフィール

美月小夜子

Author:美月小夜子

 官能小説を短歌で書けないかという想いが、ずっとありました。

 世に優れた官能短歌は多いのですが、短歌らしく一断面を切り取った物が多く、同じテーマで詠まれた一群の短歌であったも、ストーリー面でのつながりは弱いものがほとんどです。

 時系列でシーンを連ねつつ、当事者たちの心情も織り込み、尚且つエロティックな官能小説を短歌で。そんな無謀な試みに挑んでみている私の舞台裏を、備忘録を兼ねて書いてみようと思います。

 官能小説やエロ短歌を語りはするものの、このブログには官能を意図した表現はありません。よろしくご了解下さい。

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