官能短歌で小説を

エロティックな短歌を連ねて書く官能小説に挑戦している、美月小夜子と申します。官能表現と短歌への思い入れを書いてみます。

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Posted by 美月小夜子@官能短歌で小説を | --/--/-- (--) | スポンサー広告 |


文の切れ目

 短歌では前半の五七五を上の句、後半の七七を下の句と呼ぶのは、皆さんご存知の通り。最もオーソドックスな詠み方は、やはり上の句で一つの文、下の句で一つの文という形でしょうか。

 私の歌では珍しいのですが、銛を打たれてがその形です。

姫を連れ出てゆく主を振り向けぬ/急所みっつに銛を打たれて

 言わずもがなですが、銛とは男根の比喩です。

 これに対して、上下の句の切れ目が文の切れ目と一致しない歌があります。例えば、応えに竦むがそれ。

いつの間に帰り来たのか/我が主の応(いら)えに竦む喉奥の魔羅

 この歌の場合、二句めの後で文が切れています。

 歌としての安定は前者の方がいいですが、面白みに欠ける表現になりやすいので、奇抜な比喩や科白そのものを入れたりして、音韻の単調さをカバーするように心がけています。

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Posted by 美月小夜子@官能短歌で小説を | 2011/09/02 (Fri) | 技法 |


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プロフィール

美月小夜子

Author:美月小夜子

 官能小説を短歌で書けないかという想いが、ずっとありました。

 世に優れた官能短歌は多いのですが、短歌らしく一断面を切り取った物が多く、同じテーマで詠まれた一群の短歌であったも、ストーリー面でのつながりは弱いものがほとんどです。

 時系列でシーンを連ねつつ、当事者たちの心情も織り込み、尚且つエロティックな官能小説を短歌で。そんな無謀な試みに挑んでみている私の舞台裏を、備忘録を兼ねて書いてみようと思います。

 官能小説やエロ短歌を語りはするものの、このブログには官能を意図した表現はありません。よろしくご了解下さい。

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