官能短歌で小説を

エロティックな短歌を連ねて書く官能小説に挑戦している、美月小夜子と申します。官能表現と短歌への思い入れを書いてみます。

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Posted by 美月小夜子@官能短歌で小説を | --/--/-- (--) | スポンサー広告 |


「淫歌植物」の人称

 小説には、人称とというものがあります。よく使われるのが三人称と一人称です。

 三人称にも、神の視点と個人の視点があるとされます。三人称個人視点で、視点移動を伴わないもの(主人公または語り部に、視点が固定されている)は一人称にほぼ等しいので、一人称、通常の三人称、神の視点の三種類があると考えていい筈です。

 短歌を連ねて小説的にストーリーを語ろうとした場合、私は三人称形式は向いていないと感じています。それは字数制限が厳しいため、誰の視点なのかが説明しにくいというのが最大の理由です。

 もちろん、私小説であることも理由のひとつですが。

Posted by 美月小夜子@官能短歌で小説を | 2011/08/03 (Wed) | 制限 |


三十一文字の中に

 短歌は俳句ほどではないにせよ、字数(性格には音数)が制限されています。なので、どうしても一首に盛り込める情報は限られてしまいます。

 それでも、ひとつの事を言えば、同時に他の事も言ったことになる表現がある訳で、それを上手く使って、三十一文字の中で意味が通る歌を詠むように心がけています。

 たとえば、拙作「ほころぶ菊に」だと、二本目と書けば、既に一本は入っているとわかります。

 また「ほころぶ菊」に待っているのですから、一本目でつながっているのは女陰だと知れる。更に「殿方の胸にかぶさり」を合わせると、女性上位で体を前に倒した姿勢でいるのがイメージできる筈です。

 いつも上手くいくとは限りませんが、私は的確な省略は詩歌を詠む上で常に注意すべき点のひとつであり、ひいては文章表現の要諦だと感じています。

Posted by 美月小夜子@官能短歌で小説を | 2011/08/01 (Mon) | 制限 |


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プロフィール

美月小夜子

Author:美月小夜子

 官能小説を短歌で書けないかという想いが、ずっとありました。

 世に優れた官能短歌は多いのですが、短歌らしく一断面を切り取った物が多く、同じテーマで詠まれた一群の短歌であったも、ストーリー面でのつながりは弱いものがほとんどです。

 時系列でシーンを連ねつつ、当事者たちの心情も織り込み、尚且つエロティックな官能小説を短歌で。そんな無謀な試みに挑んでみている私の舞台裏を、備忘録を兼ねて書いてみようと思います。

 官能小説やエロ短歌を語りはするものの、このブログには官能を意図した表現はありません。よろしくご了解下さい。

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